スイス滞在記【48日目】
最適化と物理
Evolutionary phychology と political correctness
やっぱりどこにでもあるんだねという話題になりました.
生物学的には男女の脳の構造は異なるというのはよく知られています.
これはそのまま男女で生得的に得意なことや,好きなことが異なることの理由付けであったりします.
もちろん生物の形質には可塑性があるし男性同士,女性同士でもそのパラメータは異なりますが、、
ポリコレ的には人種や性別で能力などに差別的観点を持ち込むのは間違いということになる.
一方で,見た目の形質が異なる,即ち遺伝子が違う以上,脳の構造も遺伝子的に異なるはずでそこはいわゆる知性の平均値にも大きく作用しているというのが今日の進化生理学や進化心理学の立場です.
以下の本は有名ですが参考文献も厚くよくまとまっていていいと思います.
こっちはもう少し難しい内容.
進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観 (フェニックスシリーズ)
- 作者:アラン・S・ミラー
- 出版社/メーカー: パンローリング株式会社
- 発売日: 2019/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
かなり熱い議論をお昼に行っていたが,この手の話題は話す人を選んだほうがいいと思う.
いわゆる処世術.
最適化
工学分野の,特にアプリケーションの場合は最適化する研究がかなり多いと思うけれど,どの手法を使うかは本当に神経を使う.
というより手法が多すぎて勉強内容が膨大である.
個人的には,①進化計算アルゴリズム(MOEAs), ②MPC, ③強化学習あたりで悩んでいて,自分の取り組んでいる問題の設定をよく考えなければいけないなと.
EMANの物理学
摩擦のことを知りたくて色々ググっていたら懐かしいサイトに再開した.
今読んでも,非常に面白いし,とにかくためになる.
こういう物理の本質を考えるのが大好きなんだと改めて実感した.
読むのに熱中して研究がおろそかになったらイカン、、