2019 大相撲 大阪場所 6日目
中盤戦の始まりである今日は，カド番大関栃ノ心と好調御嶽海の一番が注目の取組．貴景勝も巻き返しなるか．
貴景勝は不調魁聖との一番．立会いぶつかってからいなして直ぐに送り出しで魁聖を破る．魁聖は全く元気が見られない．大丈夫だろうか．
玉鷲と北勝富士は，昨日お互い好調者を破っての対戦．非常に激しい突き合い相撲から，一瞬北勝富士が土俵際まで押し込んだが，玉鷲が上手く粘って，一気に押し返して押し出しで北勝富士を下す．先場所優勝者はここからの巻き返しを図る．
全勝豪栄道は高校の後輩大栄翔との対決．立会いは五分で大栄翔が攻めた所を豪栄道は引いてしまい，その際に左足が俵の外に出てしまった．手痛い一敗となった．
高安は妙義龍戦．立会いから一気に前に出て押し出しで高安の勝ち．序盤での一敗が合ったが以降は内容充分で着々と白星を重ねており，初優勝を狙う．
カド番栃ノ心は御嶽海との一番．御嶽海は昨日の敗戦がどう影響するか．立会い御嶽海が突きながら廻しをとらせなかったが，栃ノ心がいなしながら，左上手を取り，そのまま上手投げで御嶽海を土俵外へ．中盤戦で白星を重ねてゆきたい．
白鵬は錦木戦．先場所は取り直しの末敗れはしたが，良い内容であったので，今場所はどうか．右四つに組んでやや長い相撲となったが，小手投げをこらえ，両差しになったところを一気に前に出て，白鵬が寄り切って勝ち．安定した内容で6連勝．
結びは鶴竜と正代．立会い右四つに組んで一気に寄ったが，正代が土俵際に残し，乱戦になる．最後は鶴竜がいなしての叩き込み．調子充分の内容であった．
