佐藤名人への挑戦をかけた大一番．この対局に勝った方が名人挑戦に一歩リードする． 豊島二冠は現役最強との呼び声高く，今年度，菅井七段から王位を，羽生九段から棋聖を奪取するなど活躍が目覚しい． 順位戦なので先後は決まっており，羽生九段が先手． 戦…

棋王戦の予選2回戦． 藤井七段は後手番となった．しかし，朝日杯のときから3連続で後手番とは．それでもあの内容で勝つのだから恐ろしい． 戦型は，先手ノーマル四間飛車vs後手対抗型． 先ずは船囲いから△3三角と上がって△2二銀．銀冠狙いか． 先手は，攻め…

最新のタイトル戦である叡王戦の挑決もベスト4が出揃い，一方は永瀬七段が決勝へ駒を進めた． 本カードも現在15連勝と絶好調渡辺棋王vs若手振り飛車党のトップ菅井七段と非常に面白い対決だ． 先手は菅井七段で，戦型はゴキゲン中飛車．対する後手の渡辺棋王…

羽生先生の本年3回目の公式戦。相手は本年度勝率ランキング2位の千田六段と強敵である。 午前中の中村七段vs渡辺五段は渡辺五段の勝ちで、羽生先生が勝てば次局は渡辺五段との戦い。 羽生先生は今期好調の千田六段相手に早指しでどのように戦うのか楽しみで…

封じ手は▲7八銀。飛車先を開けて開戦の意思表示。 そこから△6六歩▲同角△同角▲同飛とお互いに角と歩を持ち合う。後手は△6二飛と飛車をぶつけた。そこで久保王将の用意した手が、▲6七飛！これは△同飛とすると、▲同銀ととって駒の連結を高める。 実践も同様の進…

劇場版という環境を遺憾無く発揮した内容だった． 戦闘描写が迫力凄くてブルってしまった．後，桜エロすぎ． 以下，感想(ネタバレ含むので注意！) 前作では，柳洞寺にて，セイバーを影に取り込まれたところで終了． 士郎はライダーに救われ，命からがら帰宅…

今場所もとうとう千秋楽．三賞は，殊勲賞に御嶽海，技能賞に貴景勝，敢闘賞は玉鷲となった．また，玉鷲と貴景勝は優勝すれば，殊勲賞も受賞となる．貴景勝は自力がないとはいえ，優勝すれば，大関昇進濃厚と非常に重要な一番(二番)となる． 以下，感想． 御…

王将戦第2局は高槻市の山水館で行われる。 王将戦は持ち時間8時間の二日制。 第1局は先手の渡辺棋王の勝ち。渡辺棋王は最近14連勝、今年度勝率8割と、復調し、かなり調子が良い。 王将戦は中継が将棋プレミアムのみらしく、観られないのが残念。 戦型は先手…

白鵬まさかの休場。豪栄道は勝ちを拾って勝ち越し。 今日の取組は見れなかったので簡単な感想。 高安は御嶽海を下して、勝ち越し。これで一安心というところか。 玉鷲、貴景勝共に勝ったので、明日、玉鷲が勝つか、貴景勝が負ければ優勝が決まる。玉鷲の相手…

優勝争い激化でますます盛り上がってきた。今日は貴景勝と白鵬の一番が優勝を決める大きな一番となるだろう。 以下、感想。 御嶽海は逸ノ城を寄り切って勝ち越しを決めた。合口の良い相手とは言え、あの巨体でしかも、怪我を抱えているのに、再出場でしかも…

藤井七段の3期連続昇級をかけた竜王戦がスタート． 藤井七段の後手番で，戦形は相掛かり出だしの先手が捻り飛車へ． ▲2六飛と浮き飛車に構えてから，▲3六飛と，△3四歩を狙いに．古い将棋らしく，最新の前例が21年前らしい． 前例は，△3三金らしいが，藤井七…

今日の結びは優勝への大一番である．3敗力士も優勝戦線に残るためにも負けられない日である． 以下，感想． 妙義龍は松鳳山に送り投げで敗れて，7敗目．負け越し王手で少し厳しいか． 御嶽海は立会い変化からのそのまま寄り切り．やはり，脚が良くないため，…

御嶽海が再出場で勝ち越しできるか．初戦が白鵬なので，怪我の具合が悪化しないか不安になる． 以下，感想． 妙義龍が正代を押し出して，5勝目．腰を低く，下からの突きとハズ押しで，自身の相撲を取りきった．何とか勝ち越したいところ． 玉鷲は押し出しで…

元関脇，現十両の豪風が引退した．本人も納得の上での引退ということで，後進の育成に注力を期待したい．また，御嶽海が明日から出場とのこと．いきなり白鵬との取組が組まれているが，大丈夫だろうか． 以下，感想． 妙義龍は北勝富士に押し出しで敗れる．…

ベテラン勢の不調と若手の好調が対照的になっている．白鵬は唯一の全勝を守れるか． 以下，感想． 妙義龍が逸ノ城を押し出し．逸ノ城は前半の元気がなくなってきた？三役に返り咲くためにも勝ち越したいはずであるが． 貴景勝も錦木を圧倒．錦木は完全に勢い…

上位陣が軒並み休場で、本来なら当たらないはずの平幕中位力士が役力士との対戦を組まれた。上位よりも、下位の方が好取組の多い日が続く場所である。 以下、感想。 2日ぶりの北勝富士は、遠藤にあっさり引き落としをくらう。遠藤が立会いを制したのが良かっ…

藤井七段の2連覇をかけた朝日杯の本戦がスタート。 このブロックは藤井七段以外は、稲葉八段、糸谷八段、佐藤天名人と、A級棋士揃い踏みの激戦ブロック。 初戦は、稲葉八段で、戦型は角換わり腰掛け銀。 やはり、途中までは先後同型で進むも、稲葉八段が▲8八…

御嶽海はやはり左膝をだいぶ痛めていたようで，休場とのこと．再出場がなければ12場所勤めた三役から陥落してしまうが，果たして． 以下，感想． 妙義龍は錦木を寄り切って下した．調子が上がってきましたね．錦木は，少し調子落ちてしまったか．はたまた疲…

先日，とっても辛いことが起きて，気分転換にOasisを久々に聞いたら，秒で回復したので，やっぱりこいつらレベチだと感じた． で，やっぱり俺としてはOasisがもっと広まって然るべきだと思うのだけれど，周囲では意外と知名度が低いみたい． Oasisはイングラ…

中盤戦スタートと共に鶴竜が休場。上位陣が軒並み崩れていく様は不安がよぎる。 以下、感想。 御嶽海はなんとも不甲斐ない相撲となってしまった。まともに引いてしまい、妙義龍にあっさり寄り切られた。その際左膝を負傷、土俵に戻れなかった。明日、大丈夫…

栃ノ心が休場した．やはり怪我の具合が良くなかったのであろう．来場所は2回目のカド番であるが，力強い本来の相撲を見せてほしい． 以下，感想． 御嶽海は落ち着いていて，強い．今のところ，不安要素が無く，見ていて安心できます．中盤以降どこまで星を伸…

書評一発目にはファインマンを書こうかと思ったのだが，つい最近山月記を読んで色々と思うところがあったので，最初に書くことにした． 山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫) 作者: 中島敦 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/01/01 メディア: Kindle版 この…

羽生先生の竜王戦が始まった．羽生先手で線型は角替わり腰掛銀(4八金型vs5二金型)． 途中まではほぼ定石どおりに進むも，34手目に△5一玉～△6二玉と右玉に組み変えた．それを見て，羽生先生が，37手目▲8八銀～▲7七桂～▲6九飛と6筋方面へと攻める展開に． ただ…

今朝，稀勢の里がついに引退．連敗記録更新など，横綱としての結果を残せぬどころか，不名誉な記録を作って，土俵を去るという悲しい結果に． 以下，感想． 今日の一番の注目の取組はなんといっても，御嶽海vs貴景勝．直近では御嶽海の3連勝．立会いは五分だ…

このブログのメイントピックの一つ(の予定)が読書記録．最初の記事でも書いたけれど，読んだ本の整理を内容把握をしたくて記事を書くことにした． yokofudori.hatenablog.com 将棋のまとめはある程度したら，後はタイトル戦とかの感想を書くつもり． 僕自身…

副題に将棋と書きつつ，まだ相撲の話しかしてないので，将棋の事を少しここで記そう． 僕が将棋を始めたのは4月だからそろそろ10ヶ月になる．ここ1ヶ月くらい，特に有段者相手に負ける事が多くなってきて，だいたいが序盤のミスである．序盤には定石があって…

上位陣の崩壊が止まらない．．．一方若手陣の活躍目覚しく，世代交代の瞬間を目の当たりにしている感じ． 以下，感想． 貴景勝の安定感がすごい．玉鷲も五分にわたり合っていたが，右にいなしたところをすかさず前に出られて，押し出し．幕内上位で取り続け…

稀勢の里、2敗目で引退王手。それにしても、上位陣の不安定さが目立つ場所になっている。 以下、感想。 貴景勝は安定感抜群ですね。岩友親方も仰っていたが、貴景勝にはあの突き押しの強さに、引きやいなしを入れてくるので、相手は全力で押し返せない、とい…

稀勢の里の進退のかかる場所が遂に始まった． 毎回のことであるが，優勝力士本命は栃ノ心にしている． 2番手に白鵬，それ以降は取り組みを次第である． 以下，初日の感想． 平成最後の初場所，初日に3大関・1横綱が敗れるという波乱の幕開けとなった． 先場…

この前，実家の部屋で本の整理をしていて，内容があまり思い出せない本がチラホラあった． 思えば，中学・高校・大学とその時々の思考パターンとかは本の影響が強かった． 本を読み返すとその時の感情とか思ったことが蘇ってきて，なかなかに感慨深いものが…