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スイス滞在記【159日目】

GPUの使い方

個人Meeting

今日は個人ミーティングでの進捗報告.2日しか経っていないのでそんなに報告することもないのだが,REINFORCEアルゴリズムの性能結果を見せようとしてみた.
じつはネットワークの重みが出力されていなくてシミュレーションのやり直しになってしまっていた.
最終報告まで3週間しかないので残りでどれぐらいできるかをすり合わせた.
結構忙しいかもしれぬ.

GPUセットアップ

tensorflowなどの機械学習アルゴリズムGPUを用いるためにはNVIDIAのグラフィックボードが必要.
なのでwindowslinuxが前提となる.
www.tensorflow.org
GPU付きのマシンを手に入れたらまずはNVIDIAのホームページからドライバのインストール.
次にインストールするtensorflowのバージョンに対応したCUDAのtoolkitをインストールする(1.13移行はv10).
そしてcuDNNのインストール.Deepのライブラリを動かすためのソフトウェアで,ダウンロードには会員登録が必要です.
cuDNNはどこに解凍してもいいが,toolkitのディレクトリに置くと後でパス設定でわかりやすいと思う.
tensorflowのv1.16以降ではgpuとcpuライブラリが同じらしいのでそれ以前を使っている人はtensorflow-gpuをインストールする必要あり.
そのままだとまだパスが通っていないので,コントロールパネル>システム>システム詳細から環境変数を選択.
PATHを選択して編集をクリック.
そこにdllファイルへのパスと入れる.
binのフォルダに有るはず.
これで設定完了で,以下のコマンドが通ったらOK.

python
>> import tensorflow

実際に動かしてみたらCPUオンリーのときとは計算速度が段違いだ.
早く使っておけばよかった、、
とりあえずいくつかはシミュレーションが回せそうだ.
帰国まであと24日