角換わり☗3五歩早仕掛け対策
とにかく流行絶えない角換わりだか，すさまじい変化に出会い，何もできなかったのでメモを残したい．
☗2六歩☖8四歩☗2五歩☖8五歩☗7六歩☖3二金☗7七角☖3四歩☗6八銀☖7七角成☗同銀☖2二銀☗4八銀☖3三銀☗4六歩☖6二銀☗3六歩☖7四歩☗3七桂☖4二玉☗3五歩といきなりの仕掛け．
今回は同歩の変化を検討したい．
☖同歩☗4五桂☖4四銀☗2四歩☖同歩☗同飛☖2三歩打☗4四飛！☖同歩☗5五角打．
飛車銀交換で一気に攻め潰そうという狙い．これでほぼ互角だというのだから驚きだ．
ちなみに，18手目の☖7四歩に換えて☖6四歩ではこの攻めは通用しない．角打ちが飛車取りにならないためだ．
以下は，飛車取りを受けなければならず，候補は☖7三角打，☖6四角打，☖6四歩などだが，先手の狙いは次の☗4四角である．
☗同角は☖同銀などで受けておけば，先手の攻めは続かない．
以下，☗4四角に香取りを受けるため☖3三桂☗3四歩打☖4五桂☗同歩が最善手．
実は☗同歩に換えて☗1一角成は先手が不利らしい．
☖4七歩打のカウンターが厳しく，☗同銀や☗3九銀には☖5七桂不成や☖5七桂が痛打．
☗4五歩も☖4八歩成☗同金☖9五角打が決まってしまう．
戻って，☗同歩以下は☖4七歩打，☖2九飛打，☖3六桂打など居玉を咎める指し手があるが変化が多岐にわたるため，また検討したい．
念のため一例として，☖2九飛打☗1一角成☖2七角打☗3九金☖4七桂打☗6八玉☖3九桂成など．
これで互角というのが恐ろしい．
