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2019 大相撲 九州場所 10日目

中盤戦も終わりに突入し,優勝争いも絞られてきた.このまま白鵬が独走するのか.

優勝争い2番手かつ最多勝のかかる朝乃山は明生戦.左上手の早い朝乃山が一気の寄り.強い内容で勝ち越しを決めた.

阿炎と北勝富士の小結対決.阿炎の速攻が決まり一気に押し出し.北勝富士は後半にきて失速,逆に阿炎は加速してきた.

黒星先行の遠藤は妙義龍との一番.立会いからの電車道で妙義龍の勝ち.遠藤は立会い失敗し,精彩を欠いた内容となってしまった.

来場所の大関取りのための起点としたい御嶽海は竜電との取り組み.右上手を取って寄っていく御嶽海だが,残した竜電が体を入れ替え寄り切る.御嶽海は苦しい星勘定になってしまった.

貴景勝は琴勇輝戦.同じ突き押しの両者だが,貴景勝が低くまっすぐでて突き出し.強い内容で3敗を守った.

結びは白鵬と碧山との取り組み.いちど突っかけた白鵬だが,2度目で左上手が早く,碧山が一気に防戦へ.碧山も何とか耐えたが,外四つからの寄りで白鵬の勝利.

盤石の内容でトップを走る白鵬に土をつける力士は出てくるのか.

終盤戦での上位対決が楽しみである.