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2019 大相撲 九州場所 千秋楽

白鵬の43回目の優勝が決まったが、貴景勝は一矢報いることができるか。

技能賞獲得の朝乃山は敢闘賞がかかる正代との取り組み。上手に手がかかった朝乃山だが、正代が先に上手を引いて密着、攻め立てて、朝乃山に何もさせずに寄り切り。正代は11勝で敢闘賞も取り、来場所の番付が楽しみだ。

両者負け越しの北勝富士対竜電。立会いで勝った北勝富士が竜電の体を起こし、そのまま押し出し。勝って来場所に繋がる相撲となった。

勝ち越しかかる遠藤は同じく勝ち越し王手の琴勇気戦。一度立会いを嫌った遠藤が2回目で琴勇気の突き押しに負け一気に押し出されてしまった。遠藤は三役で悔しい負け越しとなってしまった。

三役2場所連続勝ち越しの阿炎は昨日白鵬に敗れ負け越してしまった御嶽海との一番。御嶽海が攻めるも後続せず阿炎の反撃を喰らう。それでも必至に耐えては攻めての繰り返しで最後は阿炎を突き出したかに見えた。物言いがつき、阿炎の足が残っており御嶽海の負けとなってしまった。来場所はついに平幕陥落か。

結びは白鵬貴景勝。一度立会いを嫌った白鵬が2回目フェイント気味に素早く立って張り差し、そのまま右四つで一気に寄るが貴景勝が土俵際なんとか残す。そこから30秒近く膠着状態となったが、やはり最後は白鵬が引き付けて寄り切り。勝って優勝に華を添えた。

 

今場所は上位陣の不調が目立つ中、久々の優勝で締めた白鵬と若手の台頭が目立った。来年の場所はどうなるのか。