2019 大相撲 名古屋場所 5日目

序盤最終日、全勝の両横綱は勝って星を伸ばせるか。対照的な全敗栃ノ心は再帰を図れるか。

大不調玉鷲は大栄翔との一番。玉鷲は攻めを先行させるも負けない大栄翔が最後は引き落とし。玉鷲は苦しい序盤になってしまった。

御嶽海は北勝富士との取り組み。先に押し込んだ御嶽海だが、最後に引いてしまった。上手く残した北勝富士が今度は攻め立て、機を見て引いたところに御嶽海が落ちてしまった。御嶽海は少し苦しい展開になってしまった。

豪栄道は竜電戦。共に星が五分の両者はどちらが先行させるか。立合いが2回合わず、3回目で豪栄道が張り差しから良い体勢を作る。そのまま豪栄道が寄り切りで勝ち星を先行させた。

絶不調栃ノ心は先場所悔しい結果となった朝乃山との対戦。立合いは朝乃山が制し、上手が早く一気の寄り。序盤全敗で終えた栃ノ心。明日以降奮起できるのだろうか。

辛くも勝ちを重ねる高安は阿炎との取り組み。阿炎はいなし気味の内容で高安を崩せず、高安が押し出し。高安は序盤をなんとか一敗で終えられた。

白鵬は遠藤との一番。立合いは遠藤が低く前に出ていたが、白鵬が土俵際で逆転の小手投げ。まずは序盤を全勝で終えた。

結びは鶴竜と碧山戦。両者激しい突き合いで下がらないが、鶴竜が徐々に押し込んで行き、最後は左からまわしを取って出投げ。鶴竜も危なげなく全勝をキープ。

中盤は栃ノ心の奮起を期待したい。