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2019 大相撲 名古屋場所 12日目

優勝候補が絞られてきた終盤戦.平幕の2敗勢が星を維持できるか.

 阿炎は遠藤戦.いつもの通り阿炎が突いて引いての応酬だが,遠藤がしっかりと残っており,最後は阿炎の足が流れてしまった.決まりてはつき膝となった.

竜電は碧山との取り組み.碧山の巨体を生かした激しい突き押しに竜電は一方的に押され続け,最後は突き出しで碧山の勝ち.碧山は星を五分に戻して,勝ち越せば返三役も見えてくるか.

絶不調玉鷲は同じく不調の明生戦.立合いから玉鷲らしい激しい突き押しで明生を一気に突き出しで2勝目を挙げた.玉鷲は残りを良い相撲内容で終えたい所.

鶴竜千代大龍との一番.立合い圧力のない千代大龍に対し,鶴竜が右前みつをしっかりと取って,裾払いできっちりと勝つ.自身初の12連勝で優勝待ったなしか.

結びは白鵬と御嶽海.立合い一度まったがかかり,白鵬としては水を差された形.二度目では御嶽海のもろ差しと白鵬の外四つで長い相撲になる.お互いなかなか攻められずにいたが,最後は強い引き付けで白鵬が寄り切った.

 

白鵬は一敗キープ,鶴竜も万全の相撲で全勝キープと優勝に向けて両横綱が最終盤に臨む.