第12回 朝日杯将棋オープン戦 準決勝 藤井七段vs行方八段

藤井七段の連覇なるか。

要の準決勝。

順位戦の敗戦と王将戦予選の不甲斐ない将棋(逆転勝ち)から調子を取り戻せるかどうか。

藤井七段の後手番で、先手矢倉模様対後手早繰り銀。序盤早々に銀交換をする．

じっくりとした展開になり、早くも1分将棋となる。中盤以降、徐々にリードを広げた後手は，先手玉を追い詰めてゆく．

後手は，銀と桂馬を使って先手の守りをガンガン削り，端角から玉を右側におびき寄せ

△8八飛成と角を取りつつ龍を作る．▲同金とすぐ取り返されるも，△3九角打～△2八角成と馬を作って取り返す．

先手も▲3二桂成から最後の抵抗を試みるも，105手目の△4五銀打が決め手．

以下，非常に長いが詰みがあり，120手目にて先手投了．

藤井七段は調子を取り戻してきましたね．決勝が非常に楽しみです．